館長の休日 4月16日 白河へ

博物館日記

暖かくなりましたね。今年の桜は長い期間、楽しめたような気がします。

館長が白河へ遊びに行った時は、ちょうど桜が満開でした。

レトロな白河駅の駅舎です。新幹線の停まる新白河駅は一つ手前になります。

 

白河市での定宿・ルー○イン・ホテルの朝食を食べながら、

今日一日、調査に向けて、気持ちを高めていきます。

自宅では、朝からこんなに多く食べないのですが…(´~`)モグモグ

なんか朝から怪しい雲行きです。雷雨でもありますかね…。

朝は西風も吹いて寒かったです。フィールドワーク用の上着を持参したので事なきを得ましたが、四月中旬にもかかわらず、朝晩は寒い、寒い、寒い…。これが日中になると上着不用の汗ばむ陽気となるので体調管理に気をつけないといけません。

 

妙閑寺のしだれ桜と狛犬です。ここの桜は、白河市でも有名な桜のようです。見事ですね。近所の方が大勢、花見に訪れていました。

館長は、桜も好きですが、それ以上に狛犬が大好きです。狛犬をパチリパチリと撮影していると、「この狛犬は何か有名なのか?」という感じで、皆さん、桜のついでに写真を撮っていきますね。

雨が降りそうな中、八雲神社(大岩倉)へ

この亀の彫刻はなんですかね。燈籠の一部ですかね。

火袋部が欠損している燈籠の一部に富貴作 小松布孝(寅吉)の銘がありました。

八雲神社(大岩倉)の狛犬 明治28年(1895)

口に牡丹を咥えています。良い狛犬ですね。石工名がないのが残念です。館長は、小松寅吉の可能性が高いと思うのですが………

愛宕神社(久田野)

参道入口に狛犬がいるとホットするのですが、神社は、必ずしも平地にある訳ではありません。経験的に愛宕神社は山頂にお社のあるケースが割りと多いようです。 

案の定、どこまでも続く階段…。えっほ、やっほ…待っていろよ、狛犬君。

老骨に鞭打って登り切った山頂には、石祠が一基のみ。 Σ(・□・;)

そして、横に目をやると、水道のタンク…そしてトラックが……/(^o^)\ナンテコッタイ

なぜか徒然草の一節を思いだしました。

「この御社
みやしろ
獅子の立てられ様、定めて習ひある事に
はべ
らん。ちと
うけたまは
らばや」と言はれければ、「その事に候ふ。さがなき童どもの
つかまつ
りける、奇怪
きくわい
に候う事なり」とて、さし寄りて、

なほ
して、
にければ、上人の感涙いたづらになりにけり。

きちんと、お参りして、帰路についた館長でした。

来月も来れたらいいな…。