館長の休日 2月19日

博物館日記

白河市二日目です。

白河で一日中、狛犬調査を行うのは、今回が初めてです。

虚空蔵堂(金屋町)の狛犬

昭和11年 石匠 三國次郎作

親獅子が左前足で子獅子を押さえる…というよりも

上げた前足の下に子獅子がいるという形にしています。

この空間がたまらなく良いですね。

台石も面ごとに四角の線刻を配しています。なかなか手が込んでいます。

また、奉納者の住まいが、「白河市大工町」とありました。

歴史を感じさせる地名です。

 

次に天神神社の狛犬と対面したのですが、

狛犬の上部は雪が被り、西風は冷たく(予報では最高気温2度)記録化を断念。

この後は、狛犬が不在であろうと予想した神社を巡りました。

出世稲荷神社(白河市昭和町)

白河市のきつねは、一味違うとは思うのですが、とりあえず次へ。

今回は、徒歩移動なので、凍結道路に要注意です。

立石稲荷神社(白河市立石山)

参道の階段にも雪が積もっていました。

きつねもきちんと調べた方がよさそうだとは思いつつも次へ。

白河市の住宅地図をみて発見したのですが、町会名となっている立石山には

この神社(と、この山)だけしかないみたいです。面白いですね。

新白河駅のそばで、白河ラーメンと餃子の昼食

ラーメンで暖まりました。

気力を絞って、もう一社ということで

駅東にある大山祇神社(新白河4丁目)へ

いわゆる「岡崎型」の狛犬をみつけました。

平成9年 大高石材

 

津島神社(白河市田町)

麓山神社(白河市南町)

消防団の建物と一緒のようです。

あまりにも寒いので、白河駅のそばにある図書館へ。

前回、初めて白河市を訪れた時、駅のそばにガラス貼りの綺麗な建物があるなと気になっていたのですが、それが、この図書館でした。

閲覧用のデスクから小峰城がみえますよ。

社会人用のデスクがあるので助かります。

どうしても図書館は学生の勉強が優先されますからね。

館長は、国土地理院の2万5千分の1をベースに

神社を探しているので、時としてどこに神社があるのか

わからない時があります。

上の津島神社も昨日の夕方赴いたのですが、どこにあるかわからず…

住宅地図をみて、神社の正確な位置を確認しました。