佐野市立吉澤記念美術館の学芸員が資料借用のために訪れました。
借用にあたっては、傷、汚れ、折れなどがないか確認した後に
美術品専門の運送会社に梱包、運送をしてもらいます。
たぶん…来週土曜日の開催日に向けて、担当学芸員は、夜遅くまで
準備に追われているのかな…と思う館長です。
さて、吉澤記念美術館では、
1月25日から3月9日まで特別企画展「丸山瓦全と佐野のお宝保護作戦」を開催します。
なんといっても目玉は、エラスムス像（龍江院所蔵、東京国立博物館寄託）です。
戦後、東京から初めての里帰りです。
館長は、鋳造梅竹文透釣灯籠（引地山観音堂所蔵、当館寄託）と香取秀真がこれを写した
灯籠を比較してみるのが面白いと思っています。
興味のある方は、是非、吉澤記念美術館へ足をお運びください。
