10月23日に博物館協議会が開催され、館長も出席しました。会議では、今年度上半期の事業報告と下半期の事業予定について説明を行い原案通り承認をいただきました。席上、ある委員さんから、この「今日の館長」の記事を楽しみにしているというお話があったのですが、その瞬間、会場が微笑ましい雰囲気となり……どうやらご出席の委員の皆さん全員がご覧になっているようです。…ちょっと恥ずかしかったです (/ω\)。併せて「記事は出来たら月日だけではなくて、年も入れてほしい」という要望もいただきました。そんな訳で前々回から年月日を入れている館長です……( ´艸`)。
さて、白河詣三日目(9月30日 最終日)
東京第〇ホテル新白河の朝食

朝から、ヌードルを食べてます。これは旨い…😋
何故か朝食を食べている人が少なく、悠然とコーヒーまでお替りして飲んでいる館長…今日は三社巡る予定ですが大丈夫でしょうか?
熊野神社(白河市関辺)の狛犬 吽形

口に紐を咥えています。この紐は下の玉と繋がっているのですよ。御大典記念、昭和三年。カラメ石工沼石作。
同 阿形

昨日、訪問するつもりで、近くまできたのですが、一本別の道に行ってしまい発見できませんでした。夕方、図書館に行って地図を頼りに場所を確認したので、今日は迷うことなく、ドンピシャリで到着です。
稲荷神社(白河市関辺)の狛犬 阿形

昭和14年 石工 三國次郎
同 吽形

こちらの神社は熊野神社から山道を挟んだ反対側に鎮座しています。なかなか凝った玉ですね。玉というよりこの形ですと鈴と呼んだ方が良いかもしれませんね。風化もなく綺麗な狛犬です。もう少し注目しても良い石工さんかと思います。
白河神社-a(旗宿)の狛犬(阿形)

同 吽形

記年銘もない狛犬です。誰かが石を使って彫刻してみたよといった感じの狛犬です。吽形の左前足下の隆起は子獅子なのでしょうか?
白河神社-b(旗宿)の狛犬(吽形)

同 阿形

あれ?この狛犬の顔は、今日何処かで観たような (・・?。…熊野神社の狛犬と表情が同じですよね?。一生懸命、台座に刻まれた文字を確認したのですが、石工さんの名前がありません…。

阿形の足座を清掃してみたら、「カラメ関根沼石作」と墨書でありました。よかった。よかった。…石工名が判明した安堵と喜びを胸に佐野に帰った館長です。
また来月も白河市に行けると良いな……。

