今日は文化財防火査察及び防火演習の日でした。
佐野市郷土博物館では4万5千点以上の資料を所蔵しています。博物館で一番大切な仕事は何か?と尋ねられた時、資料を積極的に調査して公開する。資料を折り曲げたり棄損することなく保存することなどががあげられますが、それ以前に災害で滅失させない、特に火事を出さない、資料を焼失させないことが前提だと思うのですよ。当館の周りはケヤキをはじめとする大木が何本かあり、落ち葉が半端なく積もりますが、火の元にならないよう落ち葉を片付けるのも当館学芸員の仕事の一部になっています。
鉄鍋をカマド(に見立てたもの)に移すようす。

ちょうど今は、小学3年生のお友達が博物館学習に訪れています。体験学習を通じてひと昔前の生活を学んで帰ります。当時は薪や炭火を使うことが多く、昔の人は火事に最大の注意を払っていたこともお話します。…博物館のように多くの人が集まる場所では、室内を見渡すと万一火災が発生した際に初期消火ができるよう消火器が配置されています。

今日は、文化財保護審議会、教育委員の皆さまの参加のもと防火査察、防火演習が行われました。博物館(事業団)職員は初期消火活動、そして119番通報、避難訓練を消防本部の皆さまのご指導のもと行いました。訓練とはいえ、119番通報は緊張しますね。正確に伝えることが迅速に消火活動をする早道だそうですよ。
放水訓練のようす

前庭に消防車が入ってきました。

ポンプ車からホースを伸ばして繋げます。
放水開始

訓練とはいいますが、テキパキとした動きです。
別の角度から

消防の方のお話ですが、最近は延長コードが折れ曲がって発火する事案が割と多いとのことです。空気が乾燥しています。当日記をご覧の皆さまも火の元にご用心ください。
消防団第2分団、消防本部、東消防署の皆さま、ありがとうございました。
