春の展示「佐野の遺跡展」(4月26日~6月29日)の準備が終盤に入りました。
展示品も並べ終わり、最後の作業としてパネルを壁に貼っていきます。
無事、展示作業が終わり、点検をしながらガラスケースの鍵を締めます。

茶色の土器は土師器の坏です。これには外側に文字が書かれているので、少し上を向けて来館者に見やすいようにしています。あわせてレフ板で文字の部分に光があたるように工夫していますよ。
出流原遺跡の弥生式土器も皆さんをお待ちしています。

出流原から出土した弥生式土器は、厚みがあるうえに、縄目の模様があったりするので、縄文式土器かな?と思ったりします。
開会の三日前に無事展示作業が終わりました。早いうちから準備にとりかかると違いますね。館長は間際にならないとやらないとタイプなので、いつも締め切り間際です……(〃ノωノ) 担当学芸員が普段から他の仕事も抱えて忙しかったりすると、開会初日の前夜に遅くまで準備していた…なんて話を昔はよく聞きましたね。今は昔、昭和の時代のお話です。
開会初日の26日には午後2時から担当学芸員による展示解説もあります。是非、足をお運びくださいね。
春の展示の準備が終わると、次の戦場へ向かいます。秋の企画展の準備です。

秋の企画展に向けて、写真を撮っています。
図録の入稿は8月中旬です。期日に間に合うように頑張りますよ……😿